観賞魚の楽しみ方

メダカでも金魚でも、日本人には古くから観賞魚を愛でるという文化があります。良い水が豊富な日本だからこそ、ですね。海外の多くの国ではきれいな水は貴重品。もちろん魚たちが住んでいる川の水を汲めば魚は飼えるでしょうけど、濁った川の水を水槽を入れても、観賞には少しばかり難がありそうです。澄みきった水をたたえた金魚鉢やメダカ鉢を泳ぐ観賞魚の姿こそ、風流というものではないでしょうか。

水槽という名の宝箱

水槽は水中の生き物とコミュニケーションの取れる夢のようなアイテム。もちろん、水槽の選び方にもポイントがあるわけで、最初にどんなセットを買うかによって、飼育がうまくいくかどうかにも関わってきたりします。最初に飼いたい魚を決めてからそれに合わせた大きさの水槽を買うのも良いですけど、置ける場所が限られているなら、そこに置ける大きさの水槽で飼える魚から好きな種類を選んだ方が、ずっと楽に飼育できるんですよね。アクアリウムはついついのめりこんでしまいがちなほど魅力的な趣味ですけど、ほどほどにしておかないと、すぐに家中が水槽だらけなんてことに。今の私の状態です。

ネオンテトラの水槽

立ち寄った熱帯魚ショップでネオンテトラが大安売りだったので調子に乗って大量に購入してしまいました。水槽に入れると、たちまちネオンテトラだらけに。もとからいたネオンドワーフレインボーカージナルテトラも何だか戸惑い気味。でもエサを入れたらそんなことはすっかり忘れてしまったかのように大はしゃぎです。

動物フィギュア

引越しの準備をしていたら、珍しい動物のフィギュアが大量に出てきました。チョコエッグやヤウイなどの食玩がほとんどですが、中にはミネラルウォーターについていた動物フィギュアや、ゲームコーナーや水族館のガシャポンで手に入れたカメや魚のフィギュアもあります。カモノハシのような正統派(?)の珍獣のから、ヤマトメリベのように「へんないきもの」で知られるところとなった不思議な生き物まで、知らずにこんなに大量になっていたなんて。他に博物館や恐竜展で買ってきた恐竜フィギュアもけっこうあって、なかでもブラキオサウルスはかなり大きくてお気に入りです。

青いベタ

青いベタ(熱帯魚です)を飼育しています。赤やパステルカラーのベタも捨てがたいですが、私はやはり青いベタが好きです。なんと言っても、照明の角度がぴたりと合ったとき、強烈なメタリックブルーに輝く瞬間が楽しみなのです。ショップでは小さな容器に入れられて売られていましたが、うちでは30センチの水槽でゆうゆうと泳いでいます。濾過器の水流がけっこう強いのですが、とりあえず流されるようなことにはなっていません。カージナルテトラアカヒレを傷つけることもなく、みんな元気に泳ぎまわっています。

新居の水槽

熱帯魚が好きで部屋には水槽がたくさんあります。もうすぐ引越しなので、水槽の移動が大変そうです。ところでまた新しく水槽をひとつ注文しました。引越し先に送ってもらうことになっているので、まだ二週間くらい先の話ですが。今度の水槽はインテリア水槽です。もともと熱帯魚の飼育と繁殖が好きなので、水槽のデザインにはあまりこだわっていなかったのですが、新しい家でちょっとオシャレな水槽を置いてみようかなと、なんとなくそんなことを思いたちました。今からとても楽しみにしています。